彼のかかとを 創世記 3:10-19




‘彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。 神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。 人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」。 そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたのです」。女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。 主なる神はへびに言われた、 「おまえは、この事を、したので、 すべての家畜、野のすべての獣のうち、 最ものろわれる。おまえは腹で、這いあるき、 一生、ちりを食べるであろう。 わたしは恨みをおく、 おまえと女とのあいだに、 おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、 おまえは彼のかかとを砕くであろう」。 つぎに女に言われた、 「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。 あなたは苦しんで子を産む。 それでもなお、あなたは夫を慕い、 彼はあなたを治めるであろう」。 更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、 地はあなたのためにのろわれ、 あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。 地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、 あなたは野の草を食べるであろう。 あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、 あなたは土から取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。 ‘